「ぼくの思ってたセマンティクスと違うッ!」
Yet another LaTeX package for "semantic" annotation for math (?)
https://ctan.org/pkg/mathsemantics
#TeXLaTeX
拡張版 NFSS は結局
* エンコーディング(1軸)
* ファミリ(1軸)
* シリーズ(2軸)
- ウェイト
- 字幅
* シェープ(2軸)
- スモールキャプス
- それ以外
* サイズ(1軸)
の7軸になって,それぞれの項目について複数の選択肢があるので,組み合わせ数はその掛け算,という理解でよいか.
CJK フォントは字形の数がすごいけど,欧文フォントはバリエーションの組み合わせ爆発がすごい.最近の LaTeX2e は拡張版 NFSS でその多くをサポートしたから,カオスなことに…… Online.tex 2020 のアミノフェンさんのスライド45ページあたりからを見るとよくわかる.
https://aminophen.github.io/slide/hytexonline20.pdf
口頭発表というのは聞き手の認知負荷を下げないと意味がなくて,さもなくば最初から中身に興味がある人じゃないと付いて来ない.元より興味がある人はプレゼンしなくても原稿を読む.口頭発表でリーチしたい相手はそうでない大多数で,彼らに興味を持たせるような工夫を惜しむならやる価値はない.
それスライドじゃなくて論文って言うんじゃないかな(「スライドとしては悪手」を「任意の意味で悪手」と解釈していないか) https://twitter.com/kyoto_mast21/status/1522183140168507392
しかし所与の制度に文句を言ってもそう簡単には変わらないので、個人の戦略としてはひたすら “ハック” していくしかない。声を上げることも大事なので、それはそれでやっていくけれども。
というか私は研究 *だけ* をやっていると(研究の進展は非常に “牛歩” なため)メンタルがもたないので、唯一「両方やる」という方針でしか安定したパフォーマンスを発揮できない。「欲張りだ」と言われることもあるが、そうではなくそれ以外ではやっていけない。そういう選択肢がある時代でよかった。